主人は私と話そうとしてくれましたが


私には私のやりたいことがありました



19歳で亡くなった中学の同級生の墓参りに行きたかったのです



私がこのblogで度々貼りつけている

overthedogsというバンドがあります

彼はoverthedogsのボーカルでした

今は同じく中学の同級生の恒吉君がボーカルをしています



私は自分の意識を変えていく途中

overthedogsの曲の歌詞に本当に助けられました



作詞作曲は全て恒吉君(つね)がやっています

だから今回の帰省ではつねに会って

感謝を伝えたいなぁと漠然と思っていました



ただ 中学卒業以来その辺でバッタリ会うことはあっても

連絡先を交換するようなことはなかったので

福生歩いてたら会えるんじゃないかなぁ…

とか適当なイメージをしていました



なんとなく懐かしくて中学の周りを歩いたとき

ふと 亡くなった荻ちゃんの住んでたアパートが
この辺だったな…と思って吸い込まれるように行ってみました


なんとなく集合ポストの前に立って目を閉じて

「おぎちゃん ありがとう」

とつぶやきました


今のoverthedogsがあるのもおぎちゃんがいたからで

私がその曲に助けられたのも

おぎちゃんがいたからだなぁと思ったので…



するとある歌詞が降ってきました


「世界平和を祈ることより
                       僕はここで歌っていよう」
「僕に世界は変えれなくても
           せめてあの子を笑顔に変えよう」



これはまさに私の使命であり

私が本当にやりたいことをつねが歌っていた

ということに気がつき

驚きと感動が溢れました



overthedogsの曲であることはわかりましたが 

それほど気に入って聞いていた曲ではなかったのでYouTubeで探しました


曲の解説を見てみました

つねが おぎちゃんが亡くなった後の想いを込めた曲でした

更にに泣きそうになりました
(こういうことつねに言うと「病気だ!笑」とか言われるんですけどね~)



この時に
「おぎちゃんの墓参りに行きたい」
と思ったんです


おぎちゃんの墓参りに行くために

つねの連絡先をどうにか手に入れました


霊園の場所も聞きました

でも詳しい場所は言ってくれなくて

「霊園の名前だけじゃわからないよね?」

とつねに聞きました

「わかると思う!」

つねは言いました



私もアホだと思うんですが

つねがわかるって言うなら

きっとわかるんだろうなぁ…

なんてよくわからない確信をもって

墓参りに行くことにしたわけです…




トケメグル
OverTheDogs
2011-10-26